
神尾真由子は国内外の主要オーケストラと共演を重ね、「この才能は、ただただ神から授けられたとしか言いようのないヴァイオリン奏者」、「歌心に満ちた音楽が体の中からあふれ出てくる」と大絶賛され、その将来を嘱望されている。
1998年、メニューイン国際ヴァイオリンコンクール・ジュニア部門にて、11歳で最年少入賞を果たす。国内では、シャルル・デュトワと共演して本格的デビュー以来、国内外の主要なオーケストラとの共演やリサイタルにて非常に高い評価を得ている。
2000年には、米国のヤング・コンサート・アーティスツの国際オーディション(54カ国から422人が参加)にて第1位を受賞。2001年、ボストン、ワシントンでリサイタル・デビューし、ワシントンポスト紙に絶賛された。同年5月にはキース・ロックハート指揮ボストン・ポップスと共演、ウラディミール・スピヴァコフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団の日本ツアーにはソリストとして参加、9月には国際音楽祭ヤング・プラハに招待されプラハ・フィルハーモニー管弦楽団と共演した。また、2003年にルーブル美術館にてリサイタルを行い、5月にはニューヨークにおいてセント・ルークス室内管と共演しコンチェルト・デビュー、9月にリサイタル・デビューを果たし、ニューヨーク・タイムズ紙に「正確なテクニックとあたたかいビロードの音色で示す強じんな表現力」と絶賛され、確実に国際的キャリアを重ねている。
2004年、BBCフィルハーモニック管弦楽団とイギリス・デビュー公演を行い、その模様はBBCを通じ世界中で放送された。2005年には世界的権威のあるニューヨークのリンカーン・センターより招待を受けリサイタルを行い、高い評価を得た。
2006年シーズンでは、トーンハレ管弦楽団/インバル、イスラエル・フィル/メータ等オーケストラと共演、また、サン・モリッツなどのフェスティバルに出演し、2007年シーズンには、バイエルン州立歌劇場や東京交響楽団、NHK交響楽団、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団等と共演。また、08年3月にはNYカーネギーホールにてリサイタルを行うなど、世界を舞台にした更なる活躍が期待されている。
2008年シーズンではバレンシア歌劇場/メータに始まり、日本リサイタル・ツアーやアメリカ・ツアー、ヴェルビエ音楽祭、コルマール国際音楽祭、モントルー・フェスティバルなどへの出演が予定されている。
これまでに大阪府知事賞、京都府知事賞、大阪市より「平成10年咲くやこの花賞」、2001年度「アリオン賞ヴァイオリン部門」、第13回出光音楽賞、2008年に関西元気文化圏賞ニューパワー賞、文化庁長官賞をそれぞれ受賞している。また、2004年6月 国際ヴァイオリン・コンクールのファイナリスト達が競い合う「モンテ・カルロ・ヴァイオリン・マスターズ」にて優勝、同年9月 オイストラフ国際ヴァイオリン・コンクールにおいても満場一致の優勝を飾る。そして2007年6月、第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝。
これまでに里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫の各氏に師事。現在、チューリヒにてザハール・ブロンの下研鑽を積んでいる。
使用楽器は、サントリーホールディングス株式会社より貸与されたもので、1727年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスである。 |