エマーソン弦楽四重奏団

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Profile

ニューヨーク市を拠点とするエマーソン弦楽四重奏団はアメリカ合衆国建国200年にあたる1976年に結成された。本団体の名称は、アメリカの偉大な哲学者で詩人のラルフ・ウォールド・エマーソンの名前に由来する。

1987年よりドイツ・グラモフォンと契約を結んでおり(現在はSony Classical)、30タイトル以上のCDをリリースして高い評価を獲得。これまでに、グラミー賞を9回受賞(うち2回は室内楽のグループとしては快挙となるベスト・クラシカル・アルバムとして)、グラモフォン賞を3回、また室内楽の団体としては初めての受賞となるエイヴリー・フィッシャー賞を受賞している。ニューヨーク、ロンドン、ウィーンを結んで行ったベートーヴェン、バルトーク、およびショスタコーヴィッチの弦楽四重奏曲サイクル等、弦楽四重奏の歴史において30年以上に及ぶ前人未到の業績を成し遂げ、1976年の結成から30年以上が経過した今も、結成当時の水準、真摯さ、完全性、エネルギー、熱意を変わらず保ち、世界中で精力的に公演を行っている。

後進の指導にも熱心に取り組み、ニューヨーク州立大学ストニーブルック校のレジデント・カルテットとして学生の指導にあたるほか、カーネギー・ホールの教育プログラムであるワイル・ミュージック・インスティテュートでも指導を行う。

2013年5月、結成当時からのメンバーであったデイヴィッド・フィンケル(チェロ)が退団し、ポール・ワトキンスが新メンバーとして四重奏団に加わった。

エマーソン弦楽四重奏団の演奏会では、第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンは交代して担当され、チェロ以外の3名は立って演奏するスタイルをとっている。

ユージン・ドラッカー(ヴァイオリン) Eugene Drucker, Violin
エマーソン弦楽四重奏団の創設メンバー。ソリストとしても活躍。コロンビア大学とジュリアード音楽院でO.シュムスキーに師事。エリザベート王妃国際コンクールで入賞後、1976年コンサート・アーティスト・ギルド・コンクールの優勝者としてニューヨーク・デビュー。これまでバッハの無伴奏ヴァイオリン作品全集など多数録音。

フィリップ・セッツァー(ヴァイオリン)Philip Setzer , Violin
エマーソン弦楽四重奏団の創設メンバー。J.ギンゴールド、R.ドゥリアンに師事し、ジュリアード音楽院でO.シュムスキーに師事。エリザベート王妃国際コンクール第3位。クリーヴランド管やメンフィス響といったオーケストラと共演。ニューヨーク州立大学のヴァイオリン及び室内楽科の教授を務めるほか、世界各地でマスタークラスを行う。

ローレンス・ダットン(ヴィオラ) Lawrence Dutton, viola
ジュリアード音楽院でL.フックスに師事。これまでにI.スターン、M.ロストロポーヴィチ、およびジュリアード、ガルネリ弦楽四重奏団等と共演。ニューヨークとエルサレムで開催されるアイザック・スターン国際室内楽ワークショップの講師を務め、韓国の大関嶺国際音楽祭にも出演している。現在ニューヨーク州立大学でヴィオラおよび室内楽科の教授を務める。

ポール・ワトキンス(チェロ)Paul Watkins, Cello
W.プリース、M.フェルプス、J.ゴリツキに師事。これまでにノルウェー放送管、メルボルン響、ベルリン・コンツェルトハウス管などと共演。コンセルトヘボウやウィグモア・ホールなどでリサイタルを行う。室内楽奏者としてL.フォークト、C.テツラフ、V.レーピンと共演。02年リーズ指揮者コンクール優勝後は指揮者としても活躍している。

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