タカーチ弦楽四重奏団

Takacs Quartet

Profile

エドワード・ドゥシンベル(ヴァイオリン)
ハルミ・ローズ(ヴァイオリン)
ジェラルディン・ウォルサー(ヴィオラ)
アンドラーシュ・フェイェール(チェロ)

タカーチ弦楽四重奏団は最高峰の弦楽四重奏団のひとつとして世界中にその名が知られており、人の心をつかんで話さないその見事な演奏は高く賞賛されてい る。グラモフォン誌は彼らのハイペリオンへの最新アルバムであるシューベルトの弦楽四重奏曲集に関して「この演奏を聴くと、これ以外の演奏は考えられない と思わされる。予想を上回る素晴らしい出来だ。」と述べた。

彼らはアメリカ合衆国ボールダーのコロラド大学を拠点としており、ヨーロッパ各国、オーストラリア、ニュージーランド、日本、そして韓国など世界各地で年 に約90回のコンサートを開いている。またロンドンのサウスバンク・センターと提携しており、毎年数回のコンサートを開いている。2008/09シーズン はロンドンでシューマンのプログラムを演奏したほか、5月にはマルク = アンドレ・アムランとピアノ5重奏曲のレコーディングを行った。その他のハイライトとしてはヴォルフガング・リームが彼らの為に書き下ろした曲の世界初演 をヨーロッパで行ったほか、ニューヨークのアリス・タリー・ホールの再オープニングを祝う3つのコンサートへ出演し、バルトーク全曲演奏会を行った。北米 ツアーでは引き続きハンガリーの民族音楽アンサンブル“Muzsikas”および歌手のマルタ・セベスチェーンと共演した。

彼らの録音はこれまでに数々の賞を受賞しており、2005年にリリースされたベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲集はBBCミュージック・マガジンのディス ク・オブ・ザ・イヤー(室内楽賞)に選ばれ、グラモフォン・アワード、日本レコード・アカデミー賞も受賞した。また、ベートーヴェンの中期弦楽四重奏曲集 もグラミー賞をはじめグラモフォン・アワード、アメリカ室内楽賞、日本レコード・アカデミー賞など数々の賞を受賞している。彼らのベートーヴェン後期弦楽 四重奏曲集の演奏ならびに録音に関してクリーブランド・プレイン・ディーラー紙は「タカーチはこれらの作品を、過去の、そして現在の誰よりも素晴らしく演 奏した」と評した。

2005年、タカーチ弦楽四重奏団はハイペリオンと録音契約を結び、2006年に最初の録音であるシューベルトの弦楽四重奏曲「ロザムンデ」と「死と乙 女」が発売された。2007年11月にはスティーブン・ハフとのブラームスのピアノ五重奏曲がリリースされている。2008年にはブラームスの弦楽四重奏 曲Op.51とOp.67をリリースし、2009年にはマルク = アンドレ・アムランと共にシューマンのピアノ五重奏曲をリリースする。また彼らはデッカレーベルに1988年より16の録音を残した。ベートーヴェン、バ ルトーク、ボロディン、ブラームス、ショーソン、ドヴォルザーク、ハイドン、モーツァルト、シューベルト、そしてスメタナの作品がそこには含まれる。バル トークの弦楽四重奏曲全集全6曲は1998年グラモフォン・アワードに輝き、1999年のグラミー賞にノミネートされている。デッカよりリリースしたベー トーヴェンの弦楽四重奏曲集に加え、ドヴォルザークの弦楽四重奏曲第10番、ピアノ五重奏曲イ長調をピアニストのアンドレアス・ヘフリガーと共にリリー ス。ヘフリガーとは2000年にグラミー賞にノミネートされた五重奏曲「ます」をはじめ、スメタナとボロディンの弦楽四重奏曲、シューベルトの弦楽四重奏 曲ト長調とピアノ三重奏曲「ノットゥルノ」をリリースした。その他にもアンドラーシュ・シフとブラームスの三つの弦楽四重奏曲とピアノ五重奏曲へ長調、 ショーソンのヴァイオリンとピアノと弦楽四重奏のための協奏曲をヴァイオリニストのジョシュア・ベル、ピアニストのジャン=イヴ・ティボーデと共に収録し たほか、モーツァルトの弦楽五重奏曲KV515と516をヴィオラのジェルジ・パウクと収録した。

彼らは独創的なコンサートを開くことでも知られている。2007年にカーネギー・ホールにて、フィリップ・ロスの小説に基づくコンサート “Everyman”を、アカデミー賞受賞俳優であるフィリップ・シーモア・ホフマンと共に開催。2008年5月にはジェームス・マクミランがサウスバン ク・センターの委嘱により作曲した新作を演奏。そしてアメリカ14の州で詩と音楽を使ったプログラムのツアーを詩人ロベルト・ピンスキーと共に行った。

コロラド大学においてはとりわけ室内楽を教えることに力を注いでいる。若い才能を養い育てるため、少人数の、集中したレッスンを行っている。また夏のアス ペン音楽祭、サンタ・バーバラのミュージック・アカデミーでも教えている。そして彼らはロンドンのギルドホール音楽学校に客演弦楽四重奏団である。

タカーチ弦楽四重奏団は、1975年ブダペストにて、ガーボル・タカーチュ=ナジ、カーロイ・シュランツ、ガーボル・オルマイ、そしてアンドラーシュ・ フェイェールにより設立され、1977年エヴィアン国際弦楽四重奏コンクールで優勝、ならびに批評家賞を受賞したことで注目を集めた。1978年ポーツマ ス(現ロンドン)およびボルドー、ブタペストの国際弦楽四重奏コンクールでも優勝。1981年にはブラティスラヴァ弦楽四重奏コンクールで優勝し、1982年北米デビューを果たしている。

1993年以降メンバーの入れ替わりを経てエドワード・ドゥシンベルがメンバーに加わる。1995年にはヴィオラ奏者 のロジャー・タッピングが入り、2005年夏にジェラルディン・ウォルサーが加入するまで演奏した。創立時のメンバーであるアンド ラーシュ・フェイェールは現在も演奏を続けているが、2018年4月より同じく創立メンバーであった第2ヴァイオリンのカーロイ・シュランツに代わり、「深い表現力を持つヴァイオリニスト」として室内楽に定評のあるハルミ・ローズがメンバーに加わる。2001年、タカーチ弦楽四重奏団はハンガリー共和国より騎士十字勲章を授けられている。

Concert

Salviahall Quartet Series Season35 タカーチ・クァルテット

  • 日時

    2019年9月25日(水)  開演19:00 (開場18:30 )

  • 会場

    サルビアホール 3階 音楽ホール

ハイドン:弦楽四重奏曲 第32番 Op.33-3「鳥」
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番 Op.96「アメリカ」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番 Op.59-3「ラズモフスキー第3」

珠玉のリサイタル&室内楽 タカーチ弦楽四重奏団

  • 日時

    2019年09月26日(木) 開演19:00 (開場18:30)

  • 会場

    ヤマハホール

ハイドン:弦楽四重奏曲 第39番 ハ長調 「鳥」 Op.33-3 Hob.Ⅲ-39
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12 番 ヘ長調 「アメリカ」 Op.96 B.179
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9 番 ハ長調 「ラズモフスキー 第3番」 Op.59-3

タカーチ弦楽四重奏団

  • 日時

    2019年9月27日(金) 開演19:00

  • 会場

    武蔵野市民文化会館 小ホール

ハイドン:弦楽四重奏曲 第39番 ハ長調「鳥」 Op.33-3 Hob.III:39
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調「アメリカ」 Op.96 B.179
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調「ラズモフスキー第3番」Op.59-3

タカーチ弦楽四重奏団

  • 日時

     2019年9月29日(日) 開演14:00(13:30開場)

  • 会場

    兵庫県立芸術文化センター 神戸女学院小ホール

ハイドン:弦楽四重奏曲第32番「鳥」
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」


Links

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