ドミトリー・シトコヴェツキー

Dmitry Sitkovetsky

Profile

ドミトリー・シトコヴェツキーは多様な芸術面においてキャリアを築き上げる事に成功している数少ないアーティストの1人である。

ヴァイオリニストとして、ヨーロッパ、アメリカ、日本にて数々の一流オーケストラと演奏し、これまでにクラウディオ・アバド、ヴラディーミル・アシュケ ナージ、ヘルベルト・ブロムシュテット、サー・コリン・デイヴィス、シャルル・デュトワ、マリス・ヤンソンス、パーヴォ・ヤルヴィ、ドミトリー・キタエン コ、クルト・マズア、サー・ネヴィル・マリナー、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ユーリ・テミルカーノフ、マイケル・ティルソン・トーマス等と共演して いる。室内楽では、マルタ・アルゲリッチ、ミシェル・ダルベルト、ベラ・ダヴィドヴィチ、パーヴェル・ギリロフ、ジェラール・コセ、ダーヴィト・ゲリンガ ス、リン・ハレル、そしてアントニオ・パッパーノ等と活動している。

彼は主要な音楽祭に定期的に客演しており、ザルツブルグ、ルツェルン、エディンバラ、ヴェルビエ、ラヴィニア、ニューヨークのモストリー・モーツァルト、 そしてBBCプロムスに出演している。また、ドミトリー・シトコヴェツキーは音楽監督としてコルスホルム・ミュージック・フェスティバル(フィンラン ド)、ウメオ(スウェーデン)、バクー(アゼルバイジャン)、シアトル(アメリカ)にて活躍し、アントニオ・パッパーノとコルトーナのトスカーナ・サン・ フェスティバルにて活躍し、大成功を収めている。

1990年より、ドミトリー・シトコヴェツキーは、指揮者としても華々しい活躍を繰り広げている。2003-04年シーズンよりグリーンズボロー交響楽団 の音楽監督を務める。1996年から2001年の間にはアルスター管弦楽団の首席指揮者兼芸術顧問として、彼は同オーケストラとヨーロッパや極東の各地で ツアーを行なった。また、彼はロシア国立交響楽団の客演主席指揮者を務めており、ヨーロッパやアメリカにおいて定期的に演奏を行っている。

シトコヴェツキーは東洋と西洋の優秀な弦楽器奏者達により構成されているNES室内管弦楽団の創設者でもある。同室内管はヨーロッパ及びアメリカの音楽祭 にも頻繁に参加しており、これまでにユーリ・バシュメット、バーバラ・ヘンドリックス、エフゲニー・キーシン、ボビー・マクファーリン、セルゲイ・ナカ リャコフ、そしてヴァディム・レーピン等のソリストを招いて公演を行っている。

また、約20年前にシトコヴェツキーが弦楽合奏団用に編曲し大絶賛されたバッハのゴールドベルク変奏曲以来、彼はハイドン、ベートーヴェン、ブラームス、 ドホナーニ、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキー、シュニトケの作品を弦楽合奏団用に編曲しており、1985年よりASCAPのメ ンバーも務めている。

彼は広範囲に渡る録音と活動的でバラエティーに富んだレコーディング・キャリアを持ち、中には主要なヴァイオリン協奏曲、数々の室内楽曲、指揮者として交 響曲等の録音がある。2005年春にはシトコヴェツキー編曲による、ショスタコーヴィチ及びストラヴィンスキーの作品をNES室内管弦楽団と録音した新し いCDが、エディション・ヘンスラーよりリリースされる予定である。また、2005年末にはダーヴィト・ゲリンガス(チェロ)及びヤシャ・ネムツォフ(ピ アノ)と録音したショスタコーヴィチ及びミエチスワフ・ヴァインベルグによるトリオの作品が、ヘンスラーよりリリース予定である。

ドミトリー・シトコヴェツキーは現代音楽にも深く精通している。最近のCDでは、ロディオン・シチェドリン作曲(作曲家自身によるピアノ演奏)による室内 楽作品の録音があり、また、彼はジョン・カスケン及びクシシトフ・メイエルより委嘱されヴァイオリン協奏曲の世界初演を行った。また、ヴァイオリニスト及 び指揮者であるシトコヴェツキーのために書かれたペンデレツキ、ペルト、シュニトケ、そしてシチェドリンによる作品を頻繁に演奏している。

ドミトリー・シトコヴェツキーはアゼルバイジャンのバクーに生まれ、その後モスクワで育ち、モスクワ音楽院にて研鑽を積んだ。1977年の移民後は、 ニューヨークのジュリアード音楽院にて学び、1987年より妻子と共にロンドンに在住している。

Concert


Links

http://www.dmitrysitkovetsky.com/